さんまのチカラ

今までの人生で辛いことがあった時に 少しでも笑いたくて憧れて追いかけてきた

手に「人」ではなく「自分」と書いて飲み込む(さんまの名言)

明石家さんまは若かりし頃に落語家として高座に上がる前に
手のひらに「自分」という字を書いて飲み込み
緊張を和らげていたという
なんかあの明石家さんまも緊張したりするんだと驚きも感じる

一般的には手のひらに「人」という字を書いて飲み込む
そうすれば緊張しないと昔から言われている
一種のおまじないというか自己暗示みたいなものだ

昔からあるおまじないであれば決められた作法を変えようとは普通は思わない
おまじないを勝手に変えたりしたら効果が出ないと思うのが普通だ
「人」という字を書いて飲み込めば「人」に飲み込まれず「人前」で緊張しないというのであれば
緊張している「自分」を飲み込んでしまえば「人前」に緊張している「自分」も緊張しないはずという
ある意味なんだかよくわからない状態でもある

僕は明石家さんまの数々の名言を聞くといつもその発想に驚く
思いもつかない発見や発想というわけでもないような気がするが
でもなかなか思いつかない発想が多い

「なるほど!そういえばそうだ」と意外と単純な視点での発想ばかりだ
難しい言葉で表現するわけでもなく
なにか哲学の本を勉強しての言葉でもない
古くから伝わる事柄に少し違う視点を加えたものが多い


お笑い界の天才と称されるのは
ビートたけしダウンタウン松本人志だが
明石家さんまは天才とは思わせない天才だと思う

たけしや松本人志にはお笑いに限らず他の事柄においての発言やアイデアに驚くことは多いが
明石家さんまはなんというか身近と言うか
そういえばそうだなとか
ほんの何か少しのひとひねりを加えるというか
アカデミックさを感じさせないのだ

普段の生活の中で誰もが考えそうだけど
でも考えつかない発想なんだ
例えが難しいな
上手い表現が出てこない


さんまはいつも基準は自分だ
他人ではない

妬まない嫉妬しない
今が自分のピーク
失敗したならそれがその時の自分の力だ
だから後悔しない

軸はいつも自分でしかない
自分基準なのだ

これがなかなか出来そうで出来ない
僕なんて人を羨んでばかりだ
嫉妬したりしてばかりだ
なんでこうなるんだろうと後悔ばかりだ

手のひらに
「人を羨む自分」
「人を妬む自分」
「弱い自分」
と書いて飲み込めば

「自分」という
「人」になれるだろうか