八都宿(はつどまり)ねねは自分を過信しない
先日の『誰も知らない明石家さんま 第10弾』で明石家さんまがVtuberとコラボした
今回の番組内の企画でこれが一番僕は面白かったな
名前は「八都宿ねね(はつどまりねね)」
この「八都宿ねね」がリアクションにしていた「ホントですかぁ~」は明石家さんまのラジオ番組ヤングタウン土曜日のリスナーであれば知っているギャグだ
ギャグというかクラブのホステスさんの口癖を面白おかしく話題に出してそれがその後何回かギャグとして頻発している時期があった
テレビで披露しているのは僕は見たことがなかった
この「ホントですかぁ~」と悩み相談で「自分を過信しない」と答えたことで正体が明石家さんまとすぐにばれるのではないかと思ったが、予想をした人はいたようだが大きくばれることにはならなかったようだ
共演したVtuberは「壱百満天原サロメ」「星川サラ」「白上フブキ」「さくらみこ」「宝鐘マリン」
なんか鬼滅の刃みたいな名前のキャラクターもいる
しかしこんな世界がこんなに活況を呈しているなんて知らなかった
昭和に青春を送った世代にはビックリすることばかりだ
そりゃみんなテレビを見ないはずだ
テレビを見る時間をみんなこっちに使っている
YuTube、各種サブスク、SNS等
情報収集と暇つぶしには困らない時代だ
そして八都宿ねね(明石家さんま)が言った
「自分を過信しない」
この名言をいつも肝に銘じているつもりだが
まだまだ僕は消化しきれていない
すぐに落ち込んでしまう
ついもっと出来たはずだと思ってしまう
今の自分がピークと思えば
もし失敗したり出来なかったりしても
それがその時点での自分の実力でしかない
そして落ち込んで劣等感を抱いて
誰か自分より下に見える存在を勝手に探し
優越感を得ようとしてしまう
劣等感を感じるということは
優越感を探しているに過ぎない
テレビプロデューサーである佐久間宣行の著書『ごきげんになる技術』に
こんな一節があった
「人生に勝者と敗者を作っているのはあなた自身」
僕はハッとさせられた
そうなんだ
結局人生に勝者と敗者があると勝手に自分で線引きしてしまっている
基準を自分で勝手に作ってしまっている
年収がある金額以上あれば勝者ならばそれは一体いくらからだ
高級車を買うことが出来たら勝者なのか
軽自動車は敗者なのか?
結婚したものは勝者で独身は敗者なのか
病気せずに長生きできれば勝者なのか
若くして病死してしまったら敗者なのか
不慮の事故により命を落としたら敗者なのか
障がいを持って生まれたら敗者なのか
一人親家庭は敗者なのか
有名私学に入学できたら勝者なのか
起業して失敗したら敗者なのか
結局答えは自分の中にしかない
ひとつのステータスを得るために頑張ることは別に悪いことではないが
もし勝者という基準を作るとすれば
自分の尺度で
自分の感覚で
自分の人生を楽しむことができた人が勝者かもしれない
そして人生において
勝者も敗者も
本当は存在しないのかもしれない