自分を過信していないから後悔はしない
今日がベストでピークであり
その時点での実力でしかない
さんまのいくつかの言葉で
この言葉に一番びっくりして
ハッとさせられた
この言葉の根底には
常に全力で挑んでいるからこそという
前提が潜んでいる
失敗したとしても
その時の精一杯のチカラで挑み
最善と思う判断と
決断で取り組んだからであり
適当にやって悔いる自分を
安易に納得させて慰めようとして
自分をだますこととは違う
確かにスポーツにしろ
仕事にしろ
自分に出来る精一杯の力を出して
結果が上手くいかなかったときは
もちろん悔しい気持ちは残るが
不思議と清々しさはあるものだ
やれるだけのことはやった
それで負けたのなら
力不足ではあったが
相手の方が上だっただけ
これ以上のことは
その時の自分の力量ではできなかった
自分のささやかな人生の中でも
そう感じた経験はあった
過去の小説や映画のセリフ
哲学や宗教用語などを引用して
言葉にして解説することは
現代のような情報検索社会であれば
たやすいことだが
難しい言葉で難解に表現することよりも
深いことを簡単でわかりやすい言葉で
表現することはとても難しい
それがフリートークの流れの中で
瞬時に出てくる言葉となれば
自然といつも考えている言葉であり
心の引き出しに置いてある言葉なのだろう
自然に体に染み込んでいるからこそだ
自分を過信しなければ
失敗をしてしまった自分を
判断を間違えてしまった自分を
時には人を傷つけてしまった自分自身を
許すことができて
受け入れることができる
さんまは笑いが満載のフリートークの中で
さりげなく名言を差し込んでくる
