さんまのチカラ

今までの人生で辛いことがあった時に 少しでも笑いたくて憧れて追いかけてきた

才能とは何か?好きなことに出会うこと

才能とはいったいなんだろうか?

野球でいえば誰もが努力すれば大谷翔平と同じようになれるとは思えない
生まれ持った体格や身体能力は鍛えてもある程度の限界はあるだろうし
根性と努力でなんとかなるとも思えない

音楽においても音感や耳の良さは生まれ持った能力の比重が大きいみたいだし
絶対音感も生まれながらのものみたいだ

将棋においても東大に合格するよりプロ棋士になることのほうが難しいらしい
藤井聡太は一体どんな脳の構造なら、あの宇宙空間のような棋譜を頭に浮かべて相手とのせめぎ合いができるのか
何百手を考えながら対局をするなんて、頭の中でどう考えてどうイメージしているのかまったくもって想像がつかない

絵画でも科学でも各種スポーツ、マンガ、ダンス、ゲームなど
各分野でそれぞれの才能が開花していく人たちがいる

一つのことだけでなく他分野でも才能がある人たちもいる
負け惜しみではあるが明らかに生まれ持った不公平と不平等は存在するのだ

お笑いの才能という面では現代ではダウンタウン松本人志が筆頭にあげられる
松本人志は明らかに発想の才能だ
コントにおいては
ダウンタウンのごっつええ感じ
『HITOSI MATUMOTO VISUALBUM
『寸止め海峡(仮題)』などで
新しい多くの設定をやり尽くしてしまった
その中で現代のコント師たちは模索しながら新しい展開と発想や設定に挑んでいるから凄いなと思う

僕も学生の頃には部活にわずかながら励んだが
地方大会や県大会に出場すれば
上には上がいることを見せつけられ
さらに精進努力してTOPを目指そうなんて思わなかったな
結局はそこまで好きではなかったということだ
自分にはそんな高レベルに到達できる才能なんてないと早々とあきらめていた

人生を賭けてまで打ち込める物事に出会うことも才能なのかもしれない
それが何よりの幸運なのかもしれない

たとえ有名にならなくても
成功しなくても
その物事をやっている時が幸せで楽しいと思えるならば何よりの幸せであるに違いない
もしかしたらものすごい才能があるのにその物事に出会っていない人たちが多くいるのかもしれない

別に世の中で有名にならなくても小さくとも幸せな家庭を築くことも才能なのかもしれない
結婚せず子供も授かることができなかったとしても
ささやかでも何かの仕事を全うして勤め上げることも才能かもしれない

今日一日でどこかで誰かが生まれ
どこかで誰かが亡くなっていく

その中で才能を開花させ
成功して人に憧れられる存在になる人はごく僅かだ

人生を短く感じるか長いと思うか人それぞれだ
病気や事故で亡くなる人もいれば
大病を患うこともなく長寿で亡くなる人もいる
その違いはどこで決まりだれが決めているのか
その答えというか迷いに救いの手を差し伸べるのが宗教なのだろうが
その救いであるべき宗教が社会問題にもなり
宗教において人生を狂わせられたと被害を訴える人たちもいる
でもその宗教で救われた人たちも大勢いる

何が正解でなにが間違いなんてきっと一生わからない

大谷翔平は「野球」が何より大好き
藤井聡太は「将棋」が何より大好き
松本人志は「笑い」が何より大好き
そして
明石家さんまも「笑い」が何より大好き
それだけで始まり
好きという思いで現在も続けている

となると自分自身の人生において
このことに一生関わっていたい
ずっとやり続けていたい
寝食を忘れて没頭できるような
何においても好きなこと
遊びでも趣味でも活動でも仕事でも
それに出会うということが一番の才能なのかもしれない