さんまのチカラ

今までの人生で辛いことがあった時に 少しでも笑いたくて憧れて追いかけてきた

明石家さんまと村上ショージ

中2の放課後 さんまとショージ

テレビではなかなか見せないが
ラジオのヤングタウンにおいて
村上ショージはさんまとの間合いが
テレビとは違う

超人気者の先輩芸人としての尊敬
デビュー当時からお世話になってきた感謝
同級生としての対等な立場のツッコミ
暴走するさんまをたしなめるようなツッコミ
いつものようにスベリ芸人としてのボケ

さんまと入れ替わりのボケツッコミが緩急がとなり
番組全体にリズムと変化が生まれる
村上ショージが休演の時の回と比べるとよくわかる
もちろんさんま一人でも十分面白いのだが
さんま一人で回さなければならないため
緩急をつけた展開が少なくなりがちで
アクセントがどうしても弱くなる

ショージは若かりし頃の明石家さんまに憧れ
吉本興業の裏方として入り
滝あきらの弟子を経て芸人デビューする

芸歴は村上ショージが4年ほどの後輩
年齢は同じで同級生
二人の会話は中川家曰く「中2の放課後」
古くからの盟友であり
先輩後輩の関係
そして今も明石家ファミリーの一人だ

ビートたけし
島田紳助
笑福亭鶴瓶
所ジョージ
タモリ など
さんまと対等にトークバトルする芸人は
みんな大御所だが
ヤングタウンにおいては
さんまを泳がして
諫めて
ときには叱ってつっこみ
至近距離のトークが繰り広げられ
重要な役割を担っている

さんまの手の内を知り尽くしているので
伸び伸びと縦横無尽にトークが繰り広げられて
テレビではあまり見ることができない
二人のトークが展開される

スベリ芸が売りのショージだが
いつも本領を発揮しているさんまの
さらに隠れた本領を発揮させることのできる
陰の実力者だ