さんまのチカラ

今までの人生で辛いことがあった時に 少しでも笑いたくて憧れて追いかけてきた

失われた30年の中で何を失ったのだろう

バブル崩壊後に10年経過した時に"失われた10年"と評された
経済成長の観点からの名称だが
それからあっという間に"失われた30年"になってしまった

バブル景気には僕は特段恩恵を受けてはいないが
あの頃は銀行預金の利率も高かったし生命保険も配当金があるものもあった
先行きは明るい未来が待っていると思っていてとても楽観的な時代だったと思う

80年代を知る世代にとっては今の日本の現状は沈みゆく船にも見える

災害復興の遅れ
高齢者の増加と介護問題
社会保障費の高騰
長引く不景気
増税
政治不信・・

暗い話題ばかりだ


昔も災害や悲惨な事件、芸能スキャンダルももちろんあった

でも今のように刑事事件にもなっていないのに一人の人間をここまで追い込むような風潮はなかった

異性問題なんて世の常であり、芸能人や政治家に限らず
一般社会でも山ほどある
今も昔も変わらない

そして30~40年前はテレビも元気だった
今では考えられないような企画やコンプライアンスの「コ」の字もない無茶苦茶な放送もたくさんあった
そして面白い番組がたくさんあって楽しかったけどな


当たり前のことだが時代は巡り変遷して技術も文化は変化していく

でも人間の喜怒哀楽の感情は古くから今に至るまできっと変わってはいないだろう

人なんてたいして変わらないんだ

人の喜怒哀楽なんて昔から変わってないはずだ

愛する子が生まれれば喜び
愛する人が傷つけられたら怒り
愛する者が亡くなれば哀しみ
愛する人が笑えばうれしい

人に恋して
人を羨み
人を妬む

人を敬い
人を陥れ
人を蔑む

自分を律し
自分を褒めて
自分を励まし
自分を慰める

自分に挫折し
自分を嫌悪し
自分を愛す

人に励まされ
人に笑われ
人を笑う

努力が報われないことを嘆き
努力が報われれば喜ぶ

人は間違いを犯し
人は反省する

人は過ちを犯し
人は後悔をする


人を嘲笑っている暇があれば
自分を笑え

人と笑い合うことができれば
楽しいはずだ、きっと


楽しく笑うことに
株価も為替相場も関係ない
コンプライアンスも関係ない

人生に必要不可欠なのは

「喜怒哀楽+笑」だ