さんまのチカラ

今までの人生で辛いことがあった時に 少しでも笑いたくて憧れて追いかけてきた

人間だけが死ぬのをわかってて生きている(さんまの名言)

人間だけが死ぬのをわかってて生きている

 

この言葉はさんまがラジオでさらりと言った

笑いをとるためではなく
動物の話題の流れの中で言っていた
よくあるさんまの名言集にも
おそらく掲載されていないと思う

さんまはアニマルプラネットをよく見るらしい
人間の視点からすると悲しい生態や
不思議な深海生物や
笑ってしまう習性をエピソードとして話す

たしかに動物たちは
死をどう認識しているのかは定かではない

昔から猫は死が近づくと
姿をくらますとか
象も死期が近づくと
象の墓場に行くというような説もあった

人間にとって死というものは
誰にでも平等に訪れる結末であり
恐怖であり
不安であり
考えれば考えるほど
解決のできない永遠のテーマだ

人間は宗教や
それぞれの死生観で対処してきているが
動物たちはどうなのだろう?


亀がじっとしながら
「あと何十年も人生(亀生か)があるなあ、長いなあ」
なんて思いながら
何か食べて寝て
息をしてるのだろうか

死という概念などなければ
不安とか心配という概念もないのかもしれない

老いも病気も悲しみも
さんまは単純なようで
とても深い本質的なことを言う

サルの集団の中で
次のボスの座を虎視眈々と狙うサルが
現在のボスザルに対して
「早く死なないかな。次がオレがボスの座だ」
なんて考えたりするのだろうか

今では地域猫と言うが
昔は野良猫たちの夜の集会があり
ネコ語で会話していると聞いた

「わしもだいぶん歳をとって衰えてきたよ。もう先は短いよ」
「そんなこと言わないでよ爺さん。長生きしてよ」
なんて
「ふにゃー」「にゃにゃ」「ふんにゃぁ」
などと話してたりしたら笑う

ライオンに襲われ、
食べられていく草食動物は食べられながら
「このまま死んでしまう」と思うのだろうか

自死という行為は人間しかしない
死後の世界を思い悩むのも
人間だけかもしれない
天国地獄という概念も
動物たちにはないだろう

動物たちにも
笑いというものがあるのなら
一体どんなことで笑うのだろう

さんまがラジオで
来年こけら落としを行う
IMMシアターについて
村上ショージに言った

さんま 「800人のキャパを埋められるのなら、ショージも何かやってもええで」

ショージ 「たぶん80人くらいしか集められまへん。空いた席は動物でもええでっか?」

さんま 「そのアイデア、気に入った(笑)その光景はおもろいやん。その代わり動物たちの観覧料は自腹でショージが払うんやで。そしてショージのネタを見て、もし犬が笑ったらおもろいやん(笑)」

たしかに、犬が
ポケモン 肛門 見えたも~ん!」
口を開けて笑ったら
おもろい