さんまのチカラ

今までの人生で辛いことがあった時に 少しでも笑いたくて憧れて追いかけてきた

さんまとの不思議なポジショニングを保つ飯窪春奈(明石家さんまとモー娘)

モー娘OGで現在もMBSヤングタウン土曜日で
アシスタントをつとめる飯窪春奈

僕はアイドルにさほど詳しくはないが
ヤングタウンに出てくる子たちは
その個性や人間性に触れることができるので
ハロプロ関係の人たちは少しだけだが
詳しくなってしまった

そして何度も聞いていると
勝手に娘のように「頑張れよ」と思い
活躍している姿を他のメディアで見かけると
親のように密かに勝手に嬉しく思うのだ

飯窪春奈は現在は女優をメインに活動している
ラジオリスナー、ハロプロファン、モー娘ファンは
みんな知っているだろうが
モー娘在籍時でもメインボーカルを
担当することはあまりなかったので
全国的知名度はそこまでは高くない
(ごめんね飯窪さん)

黄金期と言われる初期メンバー以外で知名度がある子は
高橋愛・新垣 田中れいな道重さゆみの後は
あまり出てきていない気がする

しかしなんといっても驚くのは
9年という長きにわたり
ヤングタウンのパーソナリティー
担当しているということだ
それだけ長く明石家さんま
同じ空間を共にしているということだ

ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系列)
痛快!明石家電視台』(毎日放送
さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系列)
などにおいても各局アナがアシスタントとして務めているが
こんなに長くレギュラーを一緒にしているのは少ないのではないか

またラジオブースという独特の空間で
さんまと対峙しているというのは
結構タフなメンタリティの持ち主なのかもしれない


そしてさらに
なんといっても
驚きなのは
さんまの息子である二千翔くんとの
お見合い的な食事会に参加していることだ

その席にはもちろん
大竹しのぶさんやIMARUちゃんもいる
そのメンバーの中に飛び込んでいくというのは
なんとも勇気がいることだったと思う

プレッシャーに強いのか
順応性があるのか
度胸があるのか
不思議なタイプな子で
独特のポジショニングを維持している

 

若手や中堅芸人たちでさえ
さんまとトークするのなんて
みんな緊張するだろうに


ヤングタウンのパーソナリティー
道重さゆみも結構長く務めたが
飯窪はさらに長い

毎週レギュラーとして
さんま相手にトークを展開するのは
芸人でも緊張して疲れる仕事ではないだろうか

まあ芸人ではないから
変な気負いもないだろうし
さんまに身をまかせて
一生懸命やるという心持ちではあるのだろうが
それでも長く担当しているということは
周りのスタッフからも認められているからこそだろうし
リスナーの印象も良いからだろう

さんまとのパターン芸も
ノリつっこみも
なんとかこなしている

モー娘メンバーではあったが
本人曰く
歌とダンスは苦手で
しかも未経験で入ったらしい
みんな歌やダンスレッスンを幼少期から受けて
アイドルを夢見てオーディションを受ける
たくさんの子たちの中から選ばれるのだから
何がしか光るものがあるからなんだろう

アイドルの世界は
残酷かつ不思議なもので
歌が上手ければ
可愛ければ
ダンスが上手ければ
成功するとは限らない

歌とダンスで最初から勝負しようと思っていないのに
モー娘に入りたいと目指す
このなんか「ぽやん」とした不思議な柔軟さがある

周りを押しのけて前に出ていく積極性は
芸能界では必要だろうし
かといってそれが単なるわがままだけでは
スタッフもフォローしきれないだろう
根底に謙虚さが必要なことは
どの業界も同じだ

飯窪春奈は自身のことを人見知りだと言っているが
相手を観察して
周りに対する俯瞰的な視線で見て
気を配ることに長けているのだと思う
アイドル・舞台俳優・アーティストなど
人脈も密かに広い
しょこたん中川翔子)とは
互いに敬愛する親密な友人関係らしい

周りが手助けしたくなる人間性
優れたコミュニケーション能力を持っているのかもしれない


リスナーしかわからないと思うが
「一反木綿」「なごり乳」
「痩せたロバの背中」
「黒はんぺん」
「アイアイマンのような下着」 などと
たくさんいじられ
笑いのネタにされてきたが
しっかりとそれを活かして
自分のキャラにしてきた

女性としては言われたくない言葉もたくさんあっただろうに


リスナーにとっては馴染みのある声で
安定したトークが出来る
柔らかい声で安心させる声なんだよ
飯窪さんは


柔軟な心と
繊細な感受性と
涙もろさと
忘れっぽさと

さんまとの会話では
さんまへの尊敬があることが
声ににじみ出ている

応援してるよ
飯窪春奈さん