さんまのチカラ

今までの人生で辛いことがあった時に 少しでも笑いたくて憧れて追いかけてきた

引き寄せの法則と不思議な人との縁

 

引き寄せの法則』は本当にあるのだろうか
『思考は現実化する』は本当なのだろうか
『人の出会いと縁』は何だろうか


明石家さんまはある時自分の財布の中の千円札にメッセージが書いてあることに気づく

「さんまさん!いつかあなたの手にとどくことを願ってます。大好きです」

 

当時15歳だった女子中学生が

「千円札なら巡り巡ってさんまさんのところにたどり着くのでは」

と考えて書いたそうだ

(※本来はお札に文字を書くことは禁止です)

お札に書いて明石家さんまに届いてくれという発想も凄いが
それをたまたま目にとめて気づいたさんまも凄い

そして本当に届いたことが何より凄い

そんな偶然があるんだ


その千円札はもう劣化してボロボロらしいが
さんまは今でもそのお札は財布に大事に入れているそうだ

そしてその女性は30年後に『史上最大のさんま早押しトーク』という番組で明石家さんまと対面を果たした

そんな偶然があるんだ
そんな想いが届くことがあるんだ

時間が許す限りサインに応じるという神対応で有名な明石家さんま

さんまが昔に若い男性に箸袋にサインを求められ
「割り箸の袋なんて失礼なやっちゃなあ」と内心思いつつサインをした

時は過ぎて20年後に大人になったその男性と新幹線で偶然同乗し
男性から「20年前にいただいたサインを今も大事に持ち歩いています」
その箸袋のサインを見せられた

その時にさんまは考えを改めたという
こんなサインを大事に持って宝物のように持ち歩いてくれるファンがいる

時間が許す限り色紙に限らずサインには応じようと決めたらしい

芸能人であればみんなそうかもしれないが
ファンを大切に思う心だ
ファンがいてこその自分たちの存在
そのポイントに重きを置くかで芸能人としての姿勢が変わってくる


SMAP木村拓哉もニックネームの『キムタク』が当初はあまり気に入ってなかったようだが
それをさんまに告げると

「なんでや?そうやって気軽に読んでもらえることが一番なんやで。そういった人たちのおかげで俺らの商売は成り立ってるんやで」
のような意味合いの事を言われて
木村拓哉は考えを改めたという

テレビを見てくれている人たちが面白かったんなら、それでええ
喜んでもらえるのなら、それでええ
明石家さんまには根底にはその考えしかない

地方にはなかなかいけないから
なるべく行ったことがない地方へ行こう
自分が行って少しでも喜んでくれるのなら
笑顔になってくれるのなら 
との思いで『笑輪の笑い〜Born ready達〜』の舞台ツアーは企画された

人との縁
偶然の出会い
偶然の再会
人にとっての宝物

みんな、それぞれの想いがある



引き寄せの法則』は本当にあるのだろうか
『思考は現実化する』は本当なのだろうか
『人の出会いと縁』は何だろうか


芸能人でもない一般人の人生で
ささやかで目立ちもしない人生の中で
劇的な出会いや縁があったようには思えないが
よくよく思い出せば大切な出会いや縁はあった
もちろんこれからもあるかもしれない


輝くようなスターにはなれないが
誰かひとりでも
少しだけでも
照らすことができる人間になれたのなら

いいなと思う