さんまのチカラ

今までの人生で辛いことがあった時に 少しでも笑いたくて憧れて追いかけてきた

俺は今幸せやないから、ハッピーエンドの映画を観たいねん(さんまの名言)

 

大丈夫だ
あなたも
僕も
きっと優しくなれる


今回の能登半島地震の被災者の方々が
衣食住の環境が確保されて
安定した生活が送れるようになって
日常を取り戻したときに
観たい映画はなんだろうか

それぞれ好きなジャンルがあるので
観たいものを好きなだけ観てほしい

テレビ・インターネット・映画などのエンタメを楽しむ環境に
一日でも早く戻ることを願うばかりだ


もし僕なら
被災後はパニック映画やホラー
猟奇殺人などの映画は観たくない気がする
ほっこり安堵するような
楽しく笑えるか
ハッピーエンドな物を見たくなると思う

哀しみを共有したい心理が働いて
感情移入して泣きたくなる時もある
精神医学上、思いきり泣いて涙を流すことは
ひとつのストレス解消にもなるらしい

しかし被災となるとちょっと事情が違ってくるだろう

行き過ぎた悲しみや
悲惨な状況や光景はPTSDになり
思い出したくない過去が
フラッシュバックとして記憶に残り後遺症にもなりうる

自分も交通事故の経験があるが
交通事故の映像は正直あまり見たくはない

コロナウイルスに始まり
あまり明るい話題のない世相の中で
悲しく泣ける映画を積極的に観たいと思わない
深く考えなくてすむアクション映画や
楽しく笑えるものが見たい傾向になる

こんなご時世だから
WBCサッカーワールドカップは楽しかった

ということは今現在自分は
明石家さんまと同じように
あまり幸せと感じていないのかもしれない
少しでも明るい光を浴びたくて
ハッピーエンドの映画を観たいのかもしれない

 

人間は余裕がないと思考も疲弊する
余裕がないと他人のことも考えることができない
自分のことさえ考えることができないのに他人のことまで考える余裕がなくて当然だ

でも身を削ってでも人のために奔走している人もいる
頭が下がる思いだ

誰だってまず自分だ

自分自身が充実しないと他人に優しくなんてできない

でもきっと
人に優しくするということは
自分にも優しくなれるということだ

人に優しくて
自分に厳しい人もいる

人に厳しくて
自分を甘やかす人もいる


僕はまだまだ
後者かな・・

 

でも大丈夫だ

あなたも

僕も


きっと優しくなれる・・はずだ