さんまのチカラ

今までの人生で辛いことがあった時に 少しでも笑いたくて憧れて追いかけてきた

人の人生に影響を与えるエネルギーとは一体なんなんだろうか

明石家さんまはたくさんの人たちの人生に影響を与えている

 

ジミー大西
村上ショージ
間寛平
土田晃之
次長課長
千原ジュニア

長嶋一茂
中村玉緒
滝沢カレン
大江裕
王林
丸山桂里奈
・・など
枚挙に暇がない

 

有名無名に関わらずもっとたくさんいるはずだ

もちろん結果的に売れることはなくても
感謝をしている人たちはたくさんいるだろう

さんま自らこういった声があることを自慢げに言っているところを見たことがない
「本人にチカラがあったからや」と言うだけだ
もし自慢げに言うときは
笑いに変換できる時だけだ

 


人の人生に影響を与えてしまう
このエネルギーは一体なんなんだろうか

もちろんさんまに興味が無い人もたくさんいるだろうが
ほとんどの国民が知っている人気者で
たくさんの笑いを届けている

それも50年近くもずっとだ
ビートたけしタモリも長いが
笑いというフィールドでこんなにも長く第一線で走り続けている人物が今までの芸能史の中でいただろうか


僕が明石家さんまを始めてテレビで見たのはおそらく『ヤングおー!おー! 』(毎日放送)だったと記憶している
その後は漫才ブームの脇で
形態模写を交えた漫談で徐々に人気者になっていき
オレたちひょうきん族』(フジテレビ)において一気にブレイクした

もう見飽きたという人もいるだろうし
うるさくて嫌いという人もいるだろう
ただ僕はなぜか飽きない

僕は遠く離れたところで
テレビやラジオで明石家さんまを見て聞いて
笑って憧れて
元気をもらい
応援をすることしかできない
ただの無名な一人の人間でしかないが
同じ時代に生まれて
本当に良かったと思っている



「落ち込むって、自分の能力を過信してるから落ち込むんよね。俺は自分の能力に過信をしてないから落ち込まない。」

有名な明石家さんまの名言だが
この言葉には衝撃を受けた

最初は意味がわからなかった
過信することと
落ち込むこととの
関係性にピンとこなかった

なんとなく理解した時に
スッと気持ちは軽くなった

無理して背伸びをしていると
わかっているのは自分だし
自分の本当の心の姿をわかっているのは自分だ

これ以上ないぐらい
精一杯頑張ったと思える時もあれば
すこし甘えて中途半端に取り組んでしまったと後悔する時もある

それもすべてその時の自分だ
後悔も含めてその時が自分のピークなんだろう

 

ただ頭ではわかってはいるつもりだが
自分を過信してプライドが邪魔をして
未だに落ち込むことがたくさんある

人と比べて
人を羨んで
人のせいにしたりと
情けない限りだ

年齢を重ねても
ちっとも成長できていない気がする

まあ、これが今の自分のピークだから
自分を過信しないように
笑いとばして
生きていくしかない